帰り道渋滞だったせいで、ちょっちへろへろになってますがw、GW三重2日目の昨日 5月4日、鈴鹿サーキット交通教育センター(以下STEC)でHDS中級ドライビングチェック受けてきました。
免許とって10年、なんとなくで運転していたので見直し兼ねての参加です。
www.suzukacircuit.jp/stec/kuruma/school/hds_step1/driving.html
当日はモータースポーツゲートからSTECへ。ゲートのところでおねーさんが遊園地の駐車場ココじゃないよって必死に案内してました・・・。
受付で、免許証の確認・参加費の支払いと申込書兼誓約書とスクールカードの用紙を記入。子供多いなと思ったら「親子でバイクを楽しむ会」と同じ日だったようで、ロビーにおいてある運転シミュレーターが子供の餌食になってましたw
参加された方は自分含めて9名。で、内6名くらいの方がなんらかのモータースポーツ歴あり。
自己紹介聞いてると、鈴鹿南コースは走ったことはあるけど、HDS中級マイカースポーティドライビング(鈴鹿国際コースの体験走行あり)に参加するのに必要だからと言う方が2名。
フォーミュラカーは乗ってるが、車もって無く一般道走行での知識を得るためと言う方が1名。
あとの方は昔はいろいろやってました・・・と言う方。
全くそういった経験がないのは自分と、夫婦で参加されていた方の奥様ともう1人。
それ聞いただけで「めっちゃ場違いな所に来ましたか?」感ありまくりorz
ちなみに、講師の方は2名でした。
当日のスケジュールは
10時からオリエンテーション 準備 慣熟
11時からコーススラローム
12時からJターン
13時半から昼食
14時半からブレーキ
16時から片づけ・まとめ
と聞いただけだと「大丈夫なのかなあ」と心配になりつつ説明受けてました。
説明が終わり、外にでて使用する車両の紹介と簡単な車両点検(タイヤ・灯火類・燃料)。
使用する車両はシビックなの専用車両(AT)。ロールバーが装着されているのにもびびったけど、車内にPCが積んであって、アクセル・ブレーキ・ハンドル・スピード・Gの情報が車内のモニターにグラフ表示され、同時に無線LAN経由で講師の方が持っている端末とセンター内のPCに表示されると言うハイテク車両となってました。
点検が終わったら、慣熟走行+コーススラロームへ。
その前に言われたのがタイヤの話。ABSが効いたりタイヤが鳴ってしまったり、横滑りしてしまったり・・・と言うのはタイヤの性能を超えているからとのこと。
1万円のタイヤがあったとすると「走る・曲がる・止まる」の合計で1万円分の性能しかでないのだから、たとえば「走る(アクセル)で千円分の性能+曲がる(ハンドル)で6千円分の性能+止まる(ブレーキ)で6千円分の性能」だと合計1万3千円分の性能を出そうとしていることになるからタイヤが鳴ったり、ABSが効いたり、横滑りしたり・・・。
ABSは決してブレーキの効きがよくなる機能ではなく、タイヤの能力以上のことをさせようとした場合に、タイヤの能力に自動調節してくれる機能であると言う説明でした。
慣熟走行はパイロンでできたコーススラロームを20km→30kmで走行するというもの。4メートルくらいの幅のコースで結構大変だなぁと思いながらの走行。
そして、コーススラロームへ。
最初講師の方が模範走行されたのだけど絶句するほど早いし・・・。
「こんなの絶対に無理」と思いつつ自分のペースで大丈夫ですからと言われ走行。
条件は「ABS効かせないように・タイヤ鳴かせないように・事故らないように・あまりパイロン倒さないように」の4点。最初はおっかなだけれども、繰り返す内にだんだん早く走れるようになるので自分もびっくり。
講師の方が同乗走行してのアドバイスは
・コースいっぱい使って。左側が使えてない。
・アクセルブレーキのコントロールにメリハリを。
・運転姿勢・ハンドルやペダルまでの距離はそのままでOK。
・ハンドル小刻みに持ち替えてないのでそのままでOK。
とのこと。
狭いコースを使って、どうやって車を安定させて走らせるかと考えさせられます。
スピード早くなるにつれて難易度が高くなるので大変。ブレーキ踏みすぎて、ABS効いてしまったりも。ほかの方にしていたアドバイスを聞いてると(無線がついてて聞こえる)、最初から曲がる方向に体が傾いちゃってたり、ハンドルを小刻みに切ったりしている方もいたみたい。
—-以下自分メモ—-
座席調節方法
前後距離は、左足を足置きに置いていっぱいに踏み込んだ時でもしっかり膝が曲がっていて、クラッチ・ブレーキ・アクセルが膝が伸びきることなく踏めること。
背もたれ角度は、肩をぴったり当てた状態でハンドルの12時のところを持てて、思い切りハンドルを押しても肘が伸びきらずに少し曲がっているくらいになること。
ヘッドレストの位置は出っぱっている位置がちょうど頭に当たるように。
—ここまで自分メモ—
コーススラロームが終わり今度はJターン
Jのかたちのコースがパイロンで作ってあり、一定速度でJのカーブの部分を曲がってくださいとのこと。
条件は「ハンドルを一定角度でキープ」コースを覚えるのにゆっくりと何周が回った後に早速開始。
最初は60kmでスタートして、カーブ部分を40kmで通過。何周か走った後に70kmでスタートして、カーブ部分を50kmで通過で走行しました。
講師の方の同乗+PCからのデータでのアドバイスは
・最初少しハンドル動かして→戻して→また動かしてになってる。
・ハンドル切り始めが遅い(遅いからふくらんじゃっている)。
・カーブ後半のスピード遅くなってる。
・ハンドルは9時15分くらいの場所を持つように(ウインカーやワイパーこっちの方が出しやすいし)。
・ハンドルを持っている手は握り込まないで親指付け根から手首の上あたりで添えるように。
とのこと。最初はハンドルが小刻みに動いていたり、スピードが落ちすぎたりとさんざんだったけれども25回くらいやるとかなり上手くなっていたのでびっくりでした。
その後は昼食
仕出しの幕の内弁当でした。そこそこおいしかったです。
午後からはブレーキ
ブレーキのところでは
70kmで走って、指定箇所からABS使ってのフルブレーキング
70kmで走って、指定箇所からABSが効かないギリギリでフルブレーキング
70kmで走って、指定箇所から36メートル先の目標に一定ブレーキで止まる
の3つをやりました。
講師の方の同乗+PCからのデータでのアドバイスは
・踏めはじめに少し踏んで、それから思いきり踏んでいる。
・ブレーキ踏む時かかとついてないw
とのこと。特にABSが効かないギリギリでと言うのが難しく、「まだ1割踏めるよー」とか「ABS効いちゃいましたねー」とか言われまくってました(汗
この辺は、普段からスポーツ走行してる人は断然上手かったです。特に目標に一定ブレーキで停止、というのは友人からも信号を目標にして練習した方がいいって言われてたし。
その後はまとめ
データをプリントアウトした紙とアンケート用紙とパンフレットの配布、上位コースの説明。
上位コースのスポーティードライビング
「ブレーキ(ヒール&トゥ)・Jターン・Rコース走行(4週くらい・先導車あり)」
スキッドコントロール
「ヨーコントロール・スキッド走行」
について、資料ではわからない内容についての説明もありました。
最初は、2万円近い参加費に躊躇しどうなのかなあと思っていたけれども、非常に有意義で、参加して非常によかったと思っています。ただ、課題と目標も増えましたw
あと、たまたまだそうですが受講車両のそばにNSX-Rが置いてあり、写真撮影と運転席に座らせてもらえたのもよかったです。
興味を持たれた方は、是非とも参加を♪
ただ、連休中は後泊いるかなぁと。16時30分に終わったのに、家ついたのは23時w
関連情報URL : www.suzukacircuit.jp/stec/kuruma/school/hds_step1/driving.html
鈴鹿STECでHDS中級ドライビングチェック受けてきました
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